ことわざ動物園

ことわざ雑学

世界には、まだ私たちが知らない「ことわざ」があふれています。もし、いろんな国の「ことわざ」を知っていたら話の種にもなりますし、自分の知識の幅を広げることにもつながります。ここでは外国でよく使われている「ことわざ」の数々を紹介する他、歴史上の有名人が残した名言も載せているので、ぜひご覧ください!

外国でよく使われる「ことわざ」〜動物編〜

卵がかえる前にニワトリを数えるな

意味

これから起きるかどうか確かではないことを期待して、計画を立てるべきではないということ。(英語圏の諺)

リスに穴を教える

意味

他人に役立つ情報を教えてあげること。(タイの諺)

一粒ずつ食べて鶏は胃袋をいっぱいにする

意味

少しのものでもそれが沢山集まると大きな(多い)ものになる。
「チリも積もれば山となる」と同じです。(ポルトガルの諺)

ワニの口から逃れてトラの口に落ちる

意味

さいなんが次々に降りかかること。「一難去って、また一難」と同じです。(マレーシアの諺)

一羽のツバメが夏をつれてくるわけではない

意味

一つだけいいことがあっても、それで全部うまくいくとは限らないということ。(ギリシャの諺)

ライオンの皮をかぶったロバ

意味

強い者の力をかりて、威張っている人のこと。「虎の威を借る狐」と同じです。(ギリシャの諺)

ほえる犬は噛まない

意味

大きなことを言う人ほど、実際にはたいしたことがないということ。(ドイツの諺)

牛を角でつかまえろ

意味

問題から逃げずに、正面から立ち向かえということ。(アメリカの諺)

馬を水辺に連れていけても、水を飲ませることはできない

意味

本人にその気がなければ、まわりがいくらお膳立てをしても無駄だということ。(イギリスの諺)

最後のわらがラクダの背をおる

意味

ほんの小さな負担でも、積み重なれば限界を超えてしまうということ。(アラビアの諺)

象が争うと、足元の草が傷つく

意味

力の強い者同士が争うと、関係のない弱い者が被害を受けるということ。(アフリカの諺)

川をわたる前にワニをののしるな

意味

助けが必要なうちは、相手に逆らってはいけないということ。(アフリカの諺)

クジラがあばれて、エビの背中がさける

意味

強い者同士の争いに、弱い者が巻き込まれて損をすること。(韓国の諺)

トンボが電柱をゆさぶる

意味

自分の力をわきまえずに、無謀なことをすること。(中国の諺)

馬を山に放つ

意味

戦いが終わって、世の中が平和になること。(中国の諺)

ネコにネズミ番をさせる

意味

あぶなっかしくて、まかせられないこと。「猫に鰹節」と同じです。(ドイツの諺)

スズメ一羽を手にするほうが、ハト十羽を屋根に見るよりいい

意味

たしかな小さい利益のほうが、あてにならない大きな利益より価値があるということ。(ドイツの諺)

魚は頭からくさる

意味

組織がだめになるときは、上に立つ人から乱れていくということ。(ロシアの諺)

ロバにスポンジ、馬にレタス

意味

人にはそれぞれ合ったものがあるということ。「適材適所」と同じです。(イタリアの諺)

子ヤギとキャベツを両方すくう

意味

どちらの立場も傷つけずに、うまくおさめること。(イタリアの諺)

ネコがいないと、ネズミが踊る

意味

怖い人がいないと、下の者が勝手なことをするということ。(フランスの諺)

オオカミの話をすれば、しっぽが見える

意味

うわさをしていると、その本人があらわれること。(フランスの諺)

象を見るのに、虫めがねはいらない

意味

はっきりしていることに、よけいな手間はいらないということ。(インドの諺)

一本の指でカニはつかめない

意味

大事をなすには、協力が必要だということ。(インドの諺)

外国でよく使われる「ことわざ」〜その他〜

芸術と知識はパンと名誉を持ってくる

意味

芸は身を助けるという意味です。(イギリスの諺)

一冊の本は、一年の旅行にも勝る

意味

一冊の本を読むことは一年間旅行に行くよりもたくさんの知識を得ることができるという意味です。(イギリスの諺)

転がる石には苔(こけ)が生えない

意味

イギリスでは「落ち着きのない人は何も身につかない」、アメリカでは「活動し続ける人はいつまでも若々しい」と、正反対の意味で使われます。(イギリス・アメリカの諺)

こぼれたミルクを嘆くな

意味

済んでしまったことを悔やんでも仕方がないということ。日本の「覆水盆に返らず」と同じです。(イギリスの諺)

鉄は熱いうちに打て

意味

好機を逃さず、やるべきときにやれということ。日本でもそのまま使われていますね。(イギリスの諺)

必要は発明の母

意味

困ったことがあるからこそ、新しい工夫が生まれるということ。(イギリスの諺)

どの雲にも銀の裏地がある

意味

どんなにつらいことにも、よい面が必ずあるということ。(イギリスの諺)

ガラスの家に住む者は石を投げるな

意味

自分に弱みがあるなら、人を責めてはいけないということ。(イギリスの諺)

ひとつのバスケットに全部の卵を入れるな

意味

ひとつのことにすべてを賭けると、失敗したときに全部失うということ。(イギリスの諺)

朝のひと針は、あとのひと針九回分

意味

早めに手を打っておけば、あとの苦労が少なくて済むということ。(イギリスの諺)

急ぐと無駄が出る

意味

あわててやると、かえって損をするということ。「急がば回れ」と同じです。(イギリスの諺)

時は金なり

意味

時間はお金と同じくらい大切なものだから、無駄にしてはいけないということ。(アメリカの諺)

早寝早起きは、人を健康で豊かで賢くする

意味

規則正しい生活こそが、幸せの近道だということ。(アメリカの諺)

節約した1セントは、稼いだ1セント

意味

無駄遣いをしないことは、お金を稼ぐのと同じ価値があるということ。(アメリカの諺)

食卓は歳をとらない

意味

大勢で食卓を囲みおしゃべりを楽しむことが元気の源という意味です。(イタリアの諺)

歴史にこそ、美はある

意味

解説なしでも分かりますね。そのままの意味です。(イタリアの諺)

ローマは一日にして成らず

意味

大きなことを成しとげるには、長い年月と努力が必要だということ。(イタリアの諺)

すべての道はローマに通ず

意味

目的が同じなら、やり方はいろいろあっていいということ。(イタリアの諺)

食べることは生きること

意味

食事を何よりも大切にする、イタリアらしい「ことわざ」ですね。(イタリアの諺)

腹が減っていれば、どんなパンもうまい

意味

本当に必要としているときは、ぜいたくを言わないということ。(イタリアの諺)

言葉は銀、沈黙は金

意味

よけいなことを言わないほうが、価値があるということ。(ドイツの諺)

朝の一時間は夜の二時間に値する

意味

朝の時間は能率がよく、夜の倍捗るということ。(ドイツの諺)

終わりよければすべてよし

意味

途中で何があっても、最後がうまくいけばそれでいいということ。(ドイツの諺)

練習が名人をつくる

意味

どんな達人も、くり返しの練習によって生まれるということ。(ドイツの諺)

恋も人生も、すぐ冷める

意味

その言葉通りの意味かと思います。フランスらしいですね。(フランスの諺)

にんじんは煮えてしまった

意味

万事休すという意味です。煮えてしまったら、もうどうしようもないですもんね。(フランスの諺)

食欲は食べながらやってくる

意味

やる気が出ないことでも、始めてみると自然に乗ってくるということ。(フランスの諺)

一度に二つの椅子には座れない

意味

欲張って二つのことを同時にしようとしても、うまくいかないということ。(フランスの諺)

ゆっくり行く者が遠くまで行く

意味

焦らずに進む人のほうが、結局は遠くまでたどりつけるということ。(フランスの諺)

ジェンカとか、踊ってもいいじゃない

意味

これも言葉通りの意味です。ロシア人のおおらかな国民性が伝わります。(ロシアの諺)

ただでもらった馬なら歯を調べたりしない

意味

人からタダでもらったプレゼントにケチをつけてはいけないという意味です。(ロシアの諺)

働かざる者、食うべからず

意味

働かない人は、食べる資格がないということ。(ロシアの諺)

朝は夕方より賢い

意味

迷ったときは一晩ねかせて、翌朝あらためて考えなさいということ。(ロシアの諺)

七回測って、一回で切れ

意味

よく確かめてから実行しなさいということ。「念には念を入れよ」と同じです。(ロシアの諺)

涙はモスクワを信じない

意味

泣いたからといって、同情してもらえるわけではないということ。(ロシアの諺)

美人は色白

意味

言葉通りの意味です。韓国でも日本と同じ感覚なのでしょう。

ナムルの味をみれば、嫁の料理の腕がわかる

意味

手間がかかるナムル料理は作る人の心遣いが味を左右する意味です。

始まりは半分

意味

取り掛かりさえすれば、もう半分終わったようなものだということ。(韓国の諺)

十回切って倒れない木はない

意味

あきらめずにくり返せば、必ず成しとげられるということ。(韓国の諺)

言葉一つで千両の借りも返せる

意味

ひとこと言葉遣いを工夫するだけで、ものごとは大きく変わるということ。(韓国の諺)

父には従え、母には甘えよ

意味

しつけに厳しい中国ならではの「ことわざ」ですね。

足を支える大地

意味

これもそのままの意味です。故事成語以外は分かりやすいものが多いですね。

百聞は一見に如(し)かず

意味

何度も聞くより、一度自分の目で見るほうが確かだということ。(中国の諺)

千里の道も一歩から

意味

どんな大きな目標も、最初の一歩から始まるということ。(中国の諺)

書を読むこと万巻、道を行くこと万里

意味

本をたくさん読み、たくさん旅をすることで人は育つということ。(中国の諺)

家に老人あれば、一つの宝あり

意味

お年寄りの知恵は、家にとって何よりの財産だということ。(中国の諺)

真珠を得るには、深く潜らねばならない

意味

価値あるものを手に入れるには、それだけの苦労がいるということ。(インドの諺)

一本の指では顔も洗えない

意味

一人の力には限りがあり、助け合いが必要だということ。(インドの諺)

明日のことは明日考えればいい

意味

先のことを心配しすぎず、今日を大切にしなさいということ。(スペインの諺)

失われた時は二度と戻らない

意味

無駄に過ごした時間は、取り返しがつかないということ。(スペインの諺)

歴史上の人物による名言

ここでは歴史上の人物が残した名言を公開しましょう。様々な人物の膨大な格言・名言の中から、ほんの一部を紹介します。

アルベルト・アインシュタインの名言

空想は知識よりも重要である
大切なのは、自問自答し続けることである

ウィリアム・スミス・クラークの名言

少年よ、大志を抱け
(Boys, be ambitious like this old man)

福沢諭吉の名言

天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず
独立の気力なき者は、人に依頼して悪事をなすことあり

ガリレオ・ガリレイの名言

それでも地球は回っている(後世の逸話とされます)
人を教えることはできない、ただ自悟(じご)させる手助けをするにすぎない

マザー・テレサの名言

愛は行動なり
沈黙の果実は祈りである

ウィリアム・シェークスピアの名言

痛みを知らない奴だけが、他人の傷を見て笑う
「今が最悪の状態」と言える間は、まだ最悪の状態ではない

トーマス・エジソンの名言

天才とは、1%のひらめきと99%の努力である
私は失敗したことがない。うまくいかない方法を見つけただけだ

ナポレオン・ボナパルトの名言

余の辞書に不可能という文字はない
勝利は、もっとも忍耐強い者にもたらされる

レオナルド・ダ・ヴィンチの名言

充実した一日は安らかな眠りをもたらし、充実した一生は安らかな死をもたらす
鉄は使わなければ錆びる

坂本龍馬の名言

世の中の人は何とも言わば言え、我が成すことは我のみぞ知る
夢中で日を過ごしておれば、いつかは為すべきことが見えてくる

徳川家康の名言

人の一生は重き荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず
勝つことばかり知りて負くることを知らざれば、害その身に至る

武田信玄の名言

人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり
一生懸命だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳が出る

吉田松陰の名言

夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし
至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり

野口英世の名言

努力だ。勉強だ。それが天才だ。誰よりも3倍、4倍、5倍勉強する者、それが天才だ
忍耐は苦い。しかし、その実は甘い

ヘレン・ケラーの名言

世界は苦しみに満ちているが、それを乗り越える力にも満ちている
顔を太陽に向けていれば、影を見ることはない

マハトマ・ガンディーの名言

明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ
弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは強さの証である

ソクラテスの名言

汝自身を知れ
生きるために食べよ。食べるために生きるな

アリストテレスの名言

希望とは、目覚めている人が見る夢である
人間は社会的動物である

リンカーンの名言

人民の、人民による、人民のための政治
私の歩みは遅いが、決して後戻りはしない

夏目漱石の名言

あせってはいけません。ただ、牛のようにずうずうしく進んでいくのが大事です
呑気と見える人々も、心の底を叩いてみると、どこか悲しい音がする

新渡戸稲造の名言

武士道は、桜花と同じく日本の土地に固有の花である
人は、どんな時でも、自分の心の持ち方ひとつで幸せになれる

ことわざの誤解と本当の意味

「ことわざの誤解と本当の意味」のページでは、本来の意味とは違う使い方が広まってしまった「ことわざ」や、実はもっと長い言葉だったもの、似ているようで教えが正反対になるものを紹介しています。知っているつもりの「ことわざ」でも、本来の意味を聞くと驚くものが多いんですよ。大事な場面で恥をかかないためにも、ぜひあわせてご覧ください!

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「ことわざ」にあまり出てこない動物たち

「『ことわざ』にあまり出てこない動物たち」のページでは、山羊や熊のように日本にいるのに「ことわざ」の少ない動物について考えてみました。「ことわざ」が生まれるには三つの条件がそろう必要があるんです。反対に、実在しない龍や小さな虫に「ことわざ」が多い理由も見えてきますよ。ラクダや象、トナカイなど、その土地ならではの動物が主役になっている海外の「ことわざ」も紹介しています。もし今の暮らしから新しい「ことわざ」を作るなら…という遊びのコーナーもありますので、気軽にのぞいてみてくださいね!

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動物が教えてくれる天気のことわざ

「動物が教えてくれる天気のことわざ」のページでは、生き物の様子から明日の空模様を読む言い伝えを集めました。「燕が低く飛ぶと雨」、「蟻が行列をつくると雨」、「鳶が高く舞うと晴れ」など、雨・晴れ・季節の三つに分けて紹介しています。こうした知恵を「観天望気(かんてんぼうき)」と言うのですが、その多くにはちゃんと科学的な理由があるんですよ。もちろん「猫が顔を洗うと雨」のように、当たるとは言いきれないものも…。昔の人の観察眼の細かさに驚かされるページです。ぜひご覧ください!

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